2015年11月14日のフロイント

2015年11月14日のフロイント

2015年11月14日のフロイントは,

Suさんの指揮で
シューマン / 交響曲 第2番
ハイドン / 交響曲22番「哲学者」
      交響曲45番「告別」

でした。

その他リクエストは、

・ワーグナー / マイスタージンガー 第1幕への前奏曲
・ベートーベ ン/ 交響曲第6番「田園」
・シューマン / 交響曲第1番「春」
・モーツァルト / 交響曲第25番
・ウェーバー / 「魔弾の射手」序曲

でした。

今回、初めてハイドンの「告別」にお目にかかりました。
恥ずかしながら、全くこの曲を知らなくて、終楽章に人が次々立ち去っていくと言うことだけしか知らなかったのです。

なので冒頭、♯が3つだったので、ハイドンだし、中期の交響曲だし、♯3つ=イ長調だろと勝手に思い込んでました。

冒頭のシンコペを弾き始めると、なんだか凄い不協和音というか、違和感が・・。
自分だけ違う箇所を弾いてるのかと、思わず弓が止まりました。
短調だったんですね・・・
しかもモーツァルト25番を思わせるような激しさ。
あまりにもイメージとかけ離れたため、譜面通り弾いてるつもりが、脳がショートして不協和音って判断したんでしょうね。
あとで調べたら嬰ヘ短調ってなってました。
恐るべし、ハイドン。そんな調性の曲もあったんですね!
まあこういう発見も楽しいものです。
何も知らない自分がちょっと恥ずかしかったですが・・・

時間も押していたので、Suさんが「席を立った人から片付けを始めて下さい」という指示があって、終楽章、人が減ってどんどん静かになっていくはずなのに、演奏を抜けた人が後ろで楽器を片付ける音が、だんだん逆に大きくなっていって、なんだか可笑しかったです。

最後は見事に終わられて、皆さんからささやかな拍手が。
こういうお開きもいいですね。

自分的にはシューマンの2番も、告別も勘違いがあったりしてどちらも不完全燃焼の演奏でしたが、
まさか「哲学者」を再び弾けると思ってもみませんでした。

前回の「英雄」「39番」に続き、今回の「哲学者」、まるで私のために選曲してくれたかの様な、♭3つの曲を立て続けに弾くことが出来て大満足な前回と今回のフロイントでした♪