2010年1月30日のフロイントは、
モーツァルト 交響曲第25番 (指揮:Saさん)
ハイドン チェロ協奏曲第2番 (Vc:Shiさん、指揮:Naさんの弾き振り)
モーツァルト 交響曲第33番 (指揮:Uさん)
モーツァルト クラリネット協奏曲 1、3楽章 (Saさんの吹き振り)
でした。
演奏前に「(映画)アマデウスのオープニングやね」というKuさんのコメントがあった25番「小ト短調」は、1楽章冒頭のシンコペーションと激しい第1主題が、弾いていて鮮烈でした。
ハイドンのチェロ協奏曲第2番(初物でしょう)は、Shiさんの演奏が間近で見ていても実にすばらしいものでした。
重音、急速なパッセージ、駒ギリギリのハイ・ポジションなどの難技巧に加えて、随所で歌心に溢れたルバートを聴かせてくれました。
初物のモーツァルト33番は、後半の3、4楽章が私にはとくに楽しい音楽でした。
3楽章のトリオの牧歌的な旋律、4楽章のうきうきと跳ねるようなオペラ的旋律、モーツァルトの交響曲は、最後の「6大交響曲」だけが楽しいのではないことを実感させてくれます。
28番、29番、34番も是非やってみたいですね。
最後は、2楽章をする時間がなくて残念でしたが、Saさんのモーツァルト クラコンの吹き振り。
「気分はみんなモーツァルト」という中で、Saさんの伸びやかな演奏がよかったです。
昨日は、東京からの帰りに新幹線の停電・不通に巻き込まれてアンラッキーな1日でしたが、「今週のフロイント」は、初物含めて「古典派」を堪能できた楽しい1日でした。