2010年3月20日のフロイントは、
ブラームス 交響曲第4番
ブラームス 交響曲第3番
ブラームス 交響曲第1番 第4楽章
指揮は全曲ともゲスト指揮者のOgさん
でした。
今週のフロイントはゲスト指揮者のOgさんとヴィオリストのNeさん、あとはトロンボーンの方々等集まっていただき、管楽器はみんな2人ずつ揃うという久々に充実した編成となりました。
しかも全曲ブラームスという弦楽器、管楽器にとっては試練?の選曲となりました。。
まずはブラームスの交響曲第4番ですが、最初から速めのテンポでしたが、身構えていたほどではなく、ちょっと速めという感じでした。
特に第2楽章のホルンから始まる管楽器のメロディが弦楽器のピチカートとうまく噛み合って非常に綺麗でした。
あとは、88小節目のティンパニのあとの弦楽器のレガートがいつも以上に充実していたように思えます。
それとやっぱり第4楽章はトロンボーンの登場により和音が非常に綺麗で他の弦楽器、管楽器とうまくかみ合い、速いながらも一つ一つの音の充実度が高かったと思います。
次に難曲のブラームス交響曲第3番。
筆者は久しぶりにこの曲を演奏する側の立場として指揮者がどうやって振るのか非常に興味深く聴きながら演奏していたのですが、第1楽章のあの難しい6つの部分(Cの7小節目以降等)を2つぶりで難なくタクトされ、さすが!と思いました。
オケも前回までの練習の成果及び今回非常に緊張感を持って演奏され非常に充実度の高い演奏だったと思います。
第2楽章は木管のかけあいとEのあたりから登場するトロンボーンの和音がよかったです。
第4楽章についても非常に前回まで苦労して練習した成果?もあり、指揮者にひっぱられるようにオケが難なくついてきて267小節目のUn poco sostenutoもIN TEMPOで難なくこなされ(筆者が前回まで指揮で苦労していた部分でしたが。。)さすが!と思いました。
プロの指揮者にたとえると、筆者が好きなブリュッヘンがブラームスを指揮するとこういう感じの曲想になるのかなあ、と興味深かったです。
ここまででお腹いっぱいというところで最後にだめ押しのブラ1の第4楽章。
ブラ1はフロイントでもブラームスの中でも演奏機会の少なく、合宿以来でしたが、最後は非常に熱くかけぬけた感のある今日のフロイントでした。